「朝は晴れ 昼から曇り 夜は雨」
天気が変わりやすい日のために、お天気お知らせシステムをアップデートする。
この記事ではRaspberry Pi と Philips hue を使った自動お天気お知らせシステムについてまとめる。
はじめに
#過去に作ったお天気お知らせシステムをさらに改良したものです。
システム構成
ハードウェア
- Raspberry Pi 3 Model B
- Philips Hue
ソフトウェア
- Python 2.7
- phue ライブラリを利用する(sudo pip install phue)
- cron
利用するWebサービス(REST)
作ったスクリプト
以下の3つのスクリプトを使って
を行う。#ライブラリ化しておいてよかった…めっちゃ楽に作れた。
お天気取得用スクリプト(以前と同じものを使う)
Hue ランプ制御用スクリプト(phue のバージョンアップに合わせて修正)
お天気判別用スクリプト
定時実行するようにする
おなじみの cron を使います。
55 7 * * 1-5 python /home/pi/weather_lamp.py
平日(月から金)の 7 時 55 分に動作するように設定しておきます。
仕組みの解説
Weather Hacks - livedoor 天気情報 ではコンピュータが扱いやすい形でお天気情報を配布しています。
- お天気情報をダウンロード
- そのままでは扱いにくいため、自分が使いやすいように展開(Parse)してお天気情報を取り出す
次に Hue Lamp の制御ですが、Raspberry Piは直接Hue Lampを制御することができません。
そのため、Hue Lampを制御することのできる Bridge に制御をお願いする必要があります。
とても一人ではできないため、ここでライブラリ(phue)に操作を手伝ってもらいます。
- Raspberry Pi と Philips hue Bridge を接続する
- Hue Lamp の点灯状態を変更する
最後にお天気情報に含まれる文字列を判定してランプの点灯色を変えます。
お天気情報が雨ならばこんな色、曇ならばこんな色、晴ならばこんな色になります。
雨⇒曇り⇒晴れの順に優先順位が決まるので、雨を見逃して傘を忘れてしまうことはもうないですね!
おわりに
IFTTTを使えば、簡単にできるやんというコメントは受け付けません。
#といいつつ、そのうち IFTTT も使ってやってみたかったり LINE bot で通知させたかったり。
Raspberry Pi 3 Model B V1.2 (日本製) 国内正規代理店品
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Philips Hue(ヒュー) スターターセット v2 929001156101
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