ベルの真実の愛で、野獣にかけられた呪いが解けて…?
この記事ではディズニーの実写映画「美女と野獣」で伝えたかったことについて、個人的に考察する。
さまざまな愛
この映画を見て私は「物語を通して色々な愛を表現したかったのではないか」と思ったのである。
映画を通して子供には正しい愛の姿を、大人にはキレイな愛の形を思い出させたかったのかな。
他人への愛
ベルを守ろうとする野獣と、守ってくれた野獣を連れて城へ戻るベル。
相手を思いやる愛
モーリス*1が危険な時に、ベルを開放する野獣。
#そもそも捕らえるのもどうかと…という話は置いておいて。
親から子への愛
モーリスが薔薇をベルに持ち帰ろうとする思いやり。
ベルの母が物語に現れない理由に隠された秘密。
子から親への愛
ベルが代わりになることで助かるモーリス。
いつまで経っても会えない母をずっと想っていたベル。#このシーンはなぜか泣けた
忘れたい愛
コグスワース*6は呪いが解けても置き時計に戻りたいらしい。
#最後にクスリときた。
一方的な愛
ガストンのベルに対する執拗な愛。
#ルーク・エヴァンスの演技がこの映画ではとても重要だったのではないかな?
自己愛
自惚れたガストンの自己中心的で横柄な行動。
#自惚れって字の通り自分(うぬ)に惚れるんだね。
見た目と内面の美醜
その名の通り、美女と野獣は「美しいもの」と「醜いもの」の例えであるだろう。
※アニメ版と比べて、冒頭で王子さまがなぜ野獣に変えられたのかきちんと解説があった。
人は見た目が9割という本がありましたが、見た目で人を判断してしまうのはごく普通のことです。*7
でも、見た目が内面を表しているかというと、そうではないことを美女と野獣では伝えたいんですよね。
なので、ベルはきっと呪いが解けた王子さまがイマイチでもふたりで幸せに暮らしたでしょう!
おわりに
実写版を見た翌日にアニメ版を見たのですが、本当にストーリーがそのままでした。
また、実写版はアニメ版になかった部分の肉付けがあり、とても満足できるものになっています。
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ただ、ダンスホールでの曲「美女と野獣」の歌詞は微妙に変わっているのですね…。
#「愛の扉」⇒「Beauty and the Beast」等々
個人的にはアニメ版の「朝の風景」が好きなのですが…自分も早く「3章」に入らないですかね!
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