Windows用に用意された Arduino IDE は何というかもっさりしていて使いづらい。
面倒くさがりの私は、別の方法で Arduino の F/W を書き換えられないか調査した。
この記事では Raspberry Pi 3 を使って Arduino の ファームウェアを書き換える方法についてまとめる。
ツールのインストール
準備する
・諸々のパッケージ情報を最新にしておく
sudo apt-get update
ino を使う
Quick start — Ino 0.3 documentation を参考にする。
プロジェクトを作る
・Lチカ のテンプレートを基にプロジェクトを作る
ino init -t blink
ビルドする
・下記コマンドでビルドできます
ino build
#依存関係まで解決してくれます。すごい。
アップロードする
・USB接続された Arduino を自動的に探して F/W を書き込みます
ino upload
#.build ディレクトリに保存された .hex ファイルを転送して書き込みます
LED がチカチカする
・なんと TX と RX の LED が点滅します!これが Lチカです!(嘘です)
ボード上の LED が点滅していたら成功です。
要らないものをお掃除する
・下記コマンドでビルドした内容( .build 以下)を削除できます。
ino clean
まとめ
ino を使うとコマンドライン操作のみで Arduino の F/W 書き換えができる。
生成された F/W は プロジェクトの .build ディレクトリ以下に保存される。
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