もみあげあしめ

組み込みとかIoTとか、いろいろ

室温の変化を見える化する

さむい、めっちゃ寒い。先週まであついとか言ってたのに。

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この記事では室温の変化を Gnuplot でグラフを出力する方法をまとめる。
#いつものごとく、Raspberry Pi を使います。※Linuxであれば Gnuplot は大抵使えます。

インストールする

apt を使う。

apt-get install gnuplot

データを集める

Raspberry Pi で温度センサを使う - もみあげあしめ」で作った温度センサ値取得スクリプト

上記のスクリプトを使って現在時刻と室温を出力するスクリプト

スクリプトを cron に登録して1分に1回室温を記録する。#「crontab -e」で設定を追記する。

* * * * * python /home/pi/record_temp.py >> /home/pi/temperature.csv

※「>>」でファイルに追記することができる。詳しくは「Linux リダイレクト - Google 検索」へ。

データをグラフに書き出す

Gnuplot 用のスクリプトを作った。
#「gnuplot PlotTemperature.plt」をコマンドラインから実行すると out.png が出力される。

1週間分の室温の変化を出力すると下図のようになる。
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なめらかにする(smooth csplinesを使って)
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グラフにして分かること

  1. 1週間で約7℃の温度差があった、さむい
  2. 室温の変化が「ふたこぶ」になっているので、おそらく部屋は昼間に一度影に入る
  3. 人がいると室温は上がる

まとめ

本文よりもコードやスクリプトのほうが多い件。
見える化は大事。特に鈍感な自分には。